Tuesday, December 23, 2008

Ma femme est une actrice

このふたり大好き。
じゃあ、あなたたちも裸で仕事してみなさいよ。
という彼女にこたえてくれる監督。

なんか、愛しくて笑った。
ラストがすき。
はしゃぐシャーロット。ほんとにかわいい!

シャーロット・ゲンズブールの煙草を吸う姿が美しい。

comme une image

Directed by Agnès Jaoui.
With Marilou Berry, Jean-Pierre Bacri, Agnès Jaoui.
(2004)


みんな誰かの愛しい人。
日本語タイトルがすき。

生理的感情と損得勘定。
彼女たちのきもちに痛いほど共感。

おしゃれする女の子はかわいい。
どう見えるかぢゃなくて、 どう見せたいか。

Dieu est grand, je suis toute petite

Directed by Pascale Bailly.
With Audrey Tautou, Edouard Baer, Julie Depardieu.
(2001)
相手を理解したい。
宗教とか、考えとか、好みとか、それに国とか人種がはいってくると難しい。
ファッションとかめちゃめちゃかわいい。
こういう女の子のスタイル、フランスのイメージのひとつ。

SAYURI -Memorias de Una Geisha-




























Add Image
絵はすごくきれい。
視点が他から見た商品化された日本。
他の文化を同じ視点で自分は見ているかもしれないけれど。




Sunday, December 21, 2008

Lucia y el Sexo

Directed by Julio Medem.
With Paz Vega, Tristán Ulloa, Najwa Nimri.

摩訶不思議な映画。
ミステリアスな描写が多い。
特に後半、島と海の生活。
計算しつくして作られてるんだろうな。

Saturday, December 20, 2008

La mala educación




(2004)

Directed by Pedro Almodóvar.
With Gael García Bernal, Fele Martínez, Daniel Giménez Cacho.

とても残酷。

色味が少ない少年時代と、
ぎらぎら、ねっとりした後半部分。
そして故郷の緑。
アルモドバルらしい色と撮り方がきれい。

人をこんなにも突き動かすものって。

日本版は、ねっとりした妖しさばかりを売りにしていた感じがして嫌だった。

Todo Sobre Mi Madre


Directed by Pedro Almodóvar.
With Cecilia Roth, Marisa Paredes, Candela Peña.
(1999)
この色遣い。
くすんだ色合いの石畳に映える。
バルセロナの裏路地。
「女」を考える。
悲しみを乗り越える時。
意志を貫く時。
決断する時。
枠から出る時。
みんな強烈。
世界の中の男がおまけみたいに見えた映画。

二回目に見たTodo sobre mi madre
彼女に二回の道は何に向かっていたのか。
エイズについて

Habla con Ella

Directed by Pedro Almodóvar.
With Javier Cámara, Darío Grandinetti, Leonor Watling.
(2002)

二人の女と二人の男。

私は、彼のとった行動が愛であるとは思わない。
だけど。
愛。
応えてもらえなければ愛?
通じ合っていなければ愛?
注ぐだけの愛もあるかもしれない。

だけど。
行き過ぎた。

だけど。
ひとりは目を覚まし、
ひとりは目を覚まさなかった。

ぐるぐる。

Swimming Pool


Directed by François Ozon.
With Charlotte Rampling, Ludivine Sagnier, Charles Dance.
(2003)
この終わり方。
ああ、気になる!
かすれた声と日に焼けた体。
南仏の鮮やかな光と淡めの色使いにぐっと引き込まれる。
抑圧されてる本当の自分は。
妖しい影が常に付きまとっている作品。
心をすっぱり次に移せない余韻がスキ。

Diario de motocicleta

Directed by Walter Salles.
With Gael García Bernal, Rodrigo De la Serna, Mercedes Morán.
(2004)

There are so many things that i have to think about.

自分のいる場所を離れてみて初めて気が付く多くのこと。
そのときの感動とかおどろきを思い出す。

次にいつ会えるかわからない、大事な人との別れ。
まだ見たことのない場所。
触れたことのない空気。
行きたいところが増えた。

旅行は疲れる。
大変。
でも楽しいんだよね。

Vidas Privadas

Directed by Fito Páez.
With Cecilia Roth, Gael García Bernal, Luis Ziembrowsky.
(2001)

育てた親はそんなにguiltyなの?
大切に育ててきた息子に殺されるほど、
息子と夫を一度になくすほど、
彼らの罪だけが重かったの?
そこが納得いかない。

心の傷を扱っていて、その深さに、人間の独特な繊細さに引き込まれるけど、
ラストがやっぱり納得いかなかった。

7 virgenes

Directed by Alberto Rodríguez.
With Juan José Ballesta, Iride Barroso, Javier Berger.
(2005)

出口のない閉塞感。
自由で、なんでもできそうに見えるけど、見えない壁に囲まれた世界の中での出来事。
解決法なんてみつからない。
違って見えても、本当はみんなそんな世界に住んでいるのかもしれない。

この中で話されているスペイン語アクセントが好き。

Chocolat

(2000)

甘く舌の上でとろけるチョコレート。
人生を彩るもののひとつだと再確認。

石造りの暗い街並みが好き。
そこに突如として現れる濃厚でとろける喜び。
所狭しと並べられたチョコレート。
Juliette Binocheがすごく役に合ってた。

ひとの笑顔を、幸せと届ける。
ちょっとしたことでいいから、そんな風に気遣いができるようになりたい。

Charley and the Chocolate Factory

Directed by Tim Burton.
With Johnny Depp, Freddie Highmore, David Kelly.
(2005)

うんぱるんぱ。
ミニ親父たちがおどる。
このカラフルでジャンクな感じ。
大好き。

ジョニーデップの豊かな表情。
オリジナルのストーリーを、
毒と一緒に巧く映像の世界にしてる。

Angel

Directed by François Ozon.
With Romola Garai, Sam Neill, Lucy Russell.
(2007)
大好きなフランソワ・オゾン
雪の降りしきるヨーロッパの街並みに
Will you marry me?と叫ぶAngel。
煌びやかな生活と孤独。
若い女の美しさと高慢な醜さをとても客観的に描いてる。
この監督、女が嫌いなのね、と納得してしまう作品。

5×2

Directed by François Ozon.
With Valeria Bruni Tedeschi, Stéphane Freiss, Françoise Fabian.
(2004)

恋愛は終わっていくもの。
理解するにはもっと人生経験が必要だと思った。

いちど動き出してしまった心は止められない。
それを感じてるのに、 その流れを止めたいのに、 どんどん深みにはまっていく。

結婚ではなくても、恋愛でもそうかもしれない。
ただ、結婚して恋愛が終わるということは、異なった形の愛に変わったと思いたいのは、まだ経験していないからだけなのかな。

絶対にもう一度見たい。

lengua de las mariposas


Directed by José Luis Cuerda.
With Fernando Fernán Gómez, Manuel Lozano, Uxía Blanco.
(1999)
大切な映画のひとつ。
大切なひとを守るため、 見ないふりをして、 自分を偽って、 大切なひとを裏切る。
たくさんの悲劇の中のひとつかもしれない。
未来を教えていた子どもに憎しみを向けられる。
正しいことが、正しいと言えない時代、それでも自分が信じた正しいことを伝えること。
monchoのゆがんだ顔が印象的だった

SuperSizeMe


単純だけど、これを見てから食に気を使うようになった。
生きている間に食べる食事の数は限られてるのだからおいしいものを食べよう。
毎日、無機質に同じものをかみ砕いているだけの人生なんていやだ。
食の喜びを教えてくれる映画かも。

El Viaje de Carol


Directed by Imanol Uribe.
With Clara Lago, Juan José Ballesta, Álvaro de Luna.
(2002)
スペインの田舎の景色が美しい。
フランコ時代を題材にした映画。
あの時代はどれだけの人の心に深く消えない傷を残したのだろう。
無邪気な子どもたちの笑顔と風景に癒されるけど、いまいち好みではなかった。

Tanguy

Directed by Étienne Chatiliez.
With Sabine Azéma, André Dussollier, Eric Berger.
(2001)
とてもコメディ。
フランス的ブラックジョークで溢れてる。
こういうやりすぎなまでの演技を見るとなぜかほっとする。
いや、でも、どれだけ日本や中国をわけのわからない国だと思っているんでしょう。

Thursday, December 18, 2008

Mujeres al Borde de un Ataque de Nervios

Directed by Pedro Almodóvar.
With Carmen Maura, Antonio Banderas, Julieta Serrano.
(1988)

映画自体は特に好きではないけど、
アルモドバルのぱっきりとした色使いは好き。
彼のこのポップな色遣いは故郷La Manchaの厳めしさ、
地味な色を強要されることへの反抗心からきているそう。

スペインのテレビドラマっぽい。
やたらチープなセットとか、ど派手な衣装とか、わざとらしい設定とか。
まじめに見てるとあほらしくなってくる。

タイトスカートにハイヒールは現代的・自立した女性像と対極で、性の固定化につながる?

ガスパッチョ・・・

mi vida sin si



By Isabel Coixet
With Sarah Polley, Amanda Plummer, Scott Speedman.

邦題;死ぬまでにした10のこと

すごくすごくいい映画だと思う。
自分がこの場所からいなくなる。
でもそのことよりも、考える大切なひとたちがいること。

限られた時間の中でできること。
彼女のひとつひとつの行動に共感できた。
悲しいけど、 繊細にきらきらした映画。
妙なリアリティと、人生を考えさせられる映画。

Love Actually


素直にしあわせ。
クリスマスに毎年見たい。
人を想うことを思い出させてくれる。

全てはつながりあって、
みんながだれかのことを想って、
想われたいって思ってる。

Pan's Labyrinth

なんでこんなに話題になったのかわからない。
フランコ下のスペインを描いた作品なら、他にたくさんあるし、
ファンタジーを織り交ぜたといっても、エグくて好みじゃないし、
中途半端な女の子が王国に戻るっていう終わり方も好きじゃない。

ただ、反乱軍とフランコ側の残酷さについては、印象に残ってる。

Beiak/Vacas

Julio Medem
(1992)

描写がとてもエグイ。
何かが恐ろしいことが起こる気配。
終始、狂気に満ちてる。
外から隔離された世界の中の退廃した空気。

le diner de con

フランス的だと思った。強烈な笑いのセンス。
ブラックで、もぉぉ、ほっときなよと目を覆いたくなる。
フランス人にはこれがツボな人が多いらしいけど、うーん。

Requiem for a Dream

こわいの。
すごくこわいんだけどね、
いいと思う。

何かをeagerすること。
その代償。
自分の足りない部分を なんとかして埋めようとすること。
でもほんとはいまあるものが幸せなのかもしれない。

Wednesday, December 17, 2008

Match Point

この結末。予測もつかなかった。
きれいな映画。現代的なきれい。洗練。
女たちの苦しいきもちに共感。

Crash

普通に暮らしていたら気が付かなくていいこと。
自分から近づいて行ったばかりに見えたもの。
それはいいことばっかぢゃなくて。

自分の中からでさえStereotypeを取り除けないのに、
それを人に求めることなんてできないとかもしれない。
でも多くの人がこの映画を見て、 何かを感じるといいなと思う。

他人に対する憎しみと親しみと愛情がまるで自分が感じていることのように感じられた。

Mar Adentro


Directed by Alejandro Amenábar.
With Javier Bardem, Belén Rueda, Lola Dueñas
(2004)
私が愛してやまない監督の一人、アルハンドロ・アメナバル。
彼の作品にある、深く自分の中に沈みこんでくる、静かな闇。
時間が経ってまたきっと見ると思う。
普段は、重くて、暗くて、敬遠してしまうけれど、
見なきゃいけないし、見たくなると思う。

HITCH

ともだちに薦められて見たら素直に楽しめた。
こーゆーの見ると どきどきしたい!って思う。
普通の生活とあまり変わらないけど、ちょっとした希望を持たせるっていうか。
アメリカ映画だな。って感じ。

The Sweetest Thing

おんなの子だけでドライブしたくなる。
カラフル、きらきらした格好して 太陽のあたるとこに行きたくなる。
ばかな話で、みんなで涙を流しながら笑うあの時間。
過激すぎ? いやいや、女の子ってこんなものでしょ?

Tuesday, December 16, 2008

always keep it in my mind

楽しむときは誰よりも楽しむ。
諦めるときは誰よりも冷静に。
二年間私をみていた友達からのことば。

ICU 2007/Feb  雪の日

Monday, December 15, 2008

l'auberge espagnole

(2002)
par; Cédric Klapisch
avec; Roman Duris, Audrey Tatou, Cécil de France
バルサを思い出す。
街自体というより、この独特の空気。
娯楽作品としてさらっと見たけど、もう一度ちゃんと見たいな。

心を焦がすもの


忘れちゃいけない。
今がすごく楽しくて、居心地がよくて、甘えたくなるけど、
あった、あんなに心焦がれたもの。
大好きな人たちと一緒にいたい。
でも、それと反するものだとしても、私はここに憧れてきた。
あんなに心をじりじりしたことを忘れたらいけないな、と思った。
がんばろう。

2 years


永遠のように思えた2年間
もういい、やめたいと思った2年間
居場所がないと思ってた2年間
でも、あんなにあったかい笑顔に包まれて、
愛されていることを感じて、
確実に自分のホームの一つになっていたことを実感した。
終わる瞬間が来るなんて考えてもなかった。
その瞬間が来るまで実感もなかった。
でも、みんなの前に立って、何かを言わなきゃと思ったら、
泣けてきて、みんな大好きとしか言えなかった。
2年間、続けてよかった。
そこに、ただいただけだったかもしれないけど、
こんな気持ちになれるくらい、みんなを大好きになった。
7期でほんとによかった。

Saturday, December 13, 2008

Special

何かを特別にするって、
結局は自分次第なんだろう。

2008/December/12th しのぶからのプレゼント。

Sunday, December 7, 2008

To Watch List

"PARIS" Cedric Klapisch
"Le Silence de Lorna"
"やわらかい手"
"地上五㌢の恋心" Odette Toulemonde
"Blue Berry Nights"
"Broken English"
"A Swedish Love Song"
"Little Miss Sunshine"
"かもめ食堂" ruokala lokki 群ようこ
"メゾン・ド・ヒミコ" オダギリ・ジョー
"La Ballon Rouge / Crin Branc"
"4 MOIS, 3 SEMAINES, 2 JOURS" ルーマニア
"Entre les Murs"

Wednesday, December 3, 2008

Caramel Banana Cake

小麦粉2カップ
砂糖1カップ
牛乳2/3カップ
サラダ油1/3カップ
ベーキングパウダー小さじ1

カラメルソース
砂糖1カップ
水大さじ1

バナナ

Monday, December 1, 2008

ことば


「未練がある」って、なんて哀しいことばなんだろう。と思った。
一度でも愛した人に対して、そんなことばは使わないで欲しい。
好きな気持ちに対して、見下すような態度をとるのは、
その人の価値を下げてる。
相手を想う気持ちがいつか変わったとしても、
感じていた気持ちがなかったことになるわけじゃない。
自分のことを大切にするように、相手のことも大切にしたい。
2009, Global House

So Addicted


Just love it.
My Akiyasumi 2008

Saturday, November 15, 2008

Timing

タイミング。
残りわずかになった恵比寿の帰り道で思ったこと。
永遠に止まっていると思った二人の間の時間を壊すのは
きっと些細な一瞬の出来事。
でも、動き始めた時間を止めることは、一人だけの力ではできない。

Ebisu, 2008年11月15日

Globalization

原宿のH&M人気。
小さなところでメディアの力を思い知った一日。

Stockholm, 2007年11月

Tuesday, November 11, 2008

A la folie PAS DU TOUT

Je t'aime, un peu, beaucoup, a la folie, pas du tout

(2002)
Par; Laetitia Colombani
Avec; Audrey Tautou, Samuel Le Bihan, Isabelle Carré

最後のひとコマに鳥肌。
ここまでひとを好きになるって
どんな気持ちなんだろ。
でもこれはほんとのすき?

2007年01月13日

La Pedrera

こんな波打つ建物。
胎内にいるような、海の中にいるような、ジャングルにいるような。
こんな建物の中で暮らすってどういう気分なんだろう。
この不思議な形をした壁に囲まれて、みんなから羨望の眼で見られる。
自然に対しては自然だけど、人間のルールには不自然な形。
均質なものが並ぶ中、こういうものがポコンとあってもいい。

Barcelona, 2008 Oct

Rotten Pickle


真夜中の腐ったピクルスの配達。
寮って楽しい。

Monday, November 10, 2008

CASH BACK


(2006)
by Sean Ellis

画面にたくさんの色が溢れているのにけばけばしくならない。
繊細に夢の世界を作り上げてる。
時間を止めることも、失速させることもできるけど、
元に戻すことは決してできない。
美しさ。ギャグセンス。女の子。文句なし。

2008年10月10日